最寄りの自動販売機が、あまりにもデキなさ過ぎて辺鄙なこの地へとばされて来たのか、と、訝るくらい、使い勝手がわるい。常に何かしらの人気商品が売り切れているし、そもそも百円玉を吸い込んでくれない。仕方のないヤツめ、と、いとおしさすら覚えて来た今日であった。が、気がつくと、家のすぐ近くに、新たな自動販売機が設置されているではないか。真新しい明るい光を放ち、飲料だけでなくウイダーinゼリーやお菓子まで売られている!先住の自販機あやうし。応援したい気持ちはやまやまだが、これからは新しい方で買い物する気が満々だ。