うみつづき、陸つづき -押海裕美ブログ-

思いついたことが、消えないように絵や文にしました。

バズれしぴ

      

今年は遅めに桜見物へ行ったら、雨と風で散った花びらのじゅうたんが見られて、綺麗でした。リュウジさんの動画を見てひさびさに味の素を買って気付いたこと。パンダの顔がないと効力が半減する。勢い余ってパッケージごと剥がしてしまい、味気なくなったため、手描きで復活させてみました。パーツが小さすぎて気の弱いパンダになってしまった。

キジ猫の夜想曲

             

三毛猫ホームズの狂死曲(ラプソディ)という小説を読み返していました。思わず吹き出してしまう、人物の軽妙なやり取りも勿論、ヴァイオリンの奏でる音が、目に見えるような描写に改めて引き込まれてしまいます。ところで、先日初めて行く古本屋さんのワゴンセールで、欲しい本を3冊見つけました。番台の女性が、あと1冊持っておいで、サービスだよ😉と言うので、慌てて選ぶ。お代は占めて二百円。わー、やすいし優しい♪ほくほくしながら出ると、ワゴンには「四冊‥二百円」の貼り紙が。何もサービスされていない!!首を傾げつつ、商売の極意というものに、触れた思いをしながら歩いた帰路でした。

あこがれ

              

東大前駅の近くにある、弥生美術館に初めて行って来ました。駅から少し距離があり、曲がる所を間違えてしまいます。Google mapを頼りに、東大の敷地内へ。横断するつもりがぜんぜん辿り着かないどころか、出口もわかりません。学生に尋ねるのも癪だし、と、必死な顔でどんどん歩く様は不審者に見えてもおかしくない。汗はかくわ、なんだか鼻もグズグズしてくるわ、で、焦りが募ります。ようやく目的地に近いであろう門が見つかり、駐在所には警備員さんぽい人が居ました。これ幸いと、声をかけます。「弥生美術館はどこにありますか。」「あ~、もう目と鼻の先だよ。」優し笑いを含んだ声で立ち上がり、道へ出てきてくれます。指さした方向の十五歩くらい先に在りました。こんなにすぐ近くなのに、(わざわざ傍へ来て教えてくれるなんて!なんて良いひと‥‥!!)一気に胸があたたかくなり、さっきまでのイライラが恥ずかしくなります。たまには昼間に出掛けるのもイイものだ。

雨の日は裸で歩いてもいい

              

白っぽい色をしたなまぬるいような冷たいような空気の中を、きのう谷中で見かけた枝垂れ桜のことを思い浮かべながら歩くのは良い。どっかから持ってきてしまった大きすぎるビニール傘は濡れないけども、広くない舗道ではしょっちゅう他の傘とぶつかってしまう。じぶんが濡れるのは構わないが服が濡れるのはイヤだ。