うみつづき、陸つづき -押海裕美ブログ-

思いついたことが、消えないように絵や文にしました。

2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧

子持ち昆布

ニシンが昆布に卵を産み付けるらしい。数の子がニシンの卵だと今更知った梅雨真っ盛り。紫陽花がどんどん色を失っていくので寂しい。

うらなりなすび

高校の時分に使っていた 「常用国語便覧」を知人の方にお貸ししました。趣味でたまに開いておりましたが時を超えて役に立てるとは。ほとんど捨ててしまったけど、教科書って実は内容がすごく贅沢だ。 ○画像の参考は夏目漱石さんの「坊ちゃん」の中で浴槽に浮…

湿気で

風景絵の具と髪の毛がかわきにくい。

ぬるいビール

「お酒好きなんですか?」「好きだよー、家に帰ったらプシュって開けてグビーって飲む。」という会話の後に、女のひとが一人でビールを飲む姿はセクシーだと思いました。

ナマステティシャン

サングリアのごろごろフルーツがいっぱい余ったのでフルーツカレーを作ろうかと思う。フルーツカレーは本来甘酸っぱいが湿気のために体が辛いものを欲するのでタイ風めちゃくちゃ辛いのにしようと思う。給付金の申請や窓拭き、カーテン買うなどやらねばなら…

永遠

白サングリア 冷房を付けずに寝ていたら汗が出すぎて塩分で醗酵して美味しくなった、とかあったらいい

小さい絵ばかり描いてしまう

飲んでイスタンブール 絵を描く楽しみのひとつに、イメージを形にできたときの満足感というのがあって、早く形にしたくて最近、小さい絵ばかり描いてしまう。

mola blue

子どもの頃ダントツで好きなのはエイだった。三角形の体をゆうゆうと広げ、笑っているような顔がとても可愛らしい。つぶらな瞳だと思っていた二つの点が、実は鼻の穴であることを知り愛は一気にさめた。友人で、マンボウがどうしようなく恐いという子がいる…

空想水族館

水族館に行きたい。淡いピンクの外壁でできた建物はなだらかなドーム状をしていて小さい。人も来ないような海辺にポツンと立っていて、無人駅から橋をわたってすぐのところに位置している。中へ入ると老人がつまらなそうにチケットを切ってくれる。不似合い…

クラフトビア

Bar上中里 下妻物語や山田孝之の東京北区赤羽、みたいな、ある決まった土地を舞台にした物語を作りたいと思う。

squid blue

かけ声と共に、家の前までイカ売りがやって来る。山と盛られたそれを、どんぶりご飯にかけて掻きこむ毎日。もうイカなんて見たくも無い、と、思っていたが、近頃になって時々食べたくなるようになった。____ 知人の方から聞いた朝ごはんのお話。

木曜ブログ劇場

デカダンス decadance(仏) 退廃・堕落。文芸上は一つの文化の末期的現象としての虚無的・放蕩無頼的な傾向を言う。[浜島書店 常用国語便覧 ] 今夜は、フランスの巨匠、デカダンス監督作品の初公開です、待ってました。髪も洗わぬうちから、目やにもついてま…

こはだか

岡本かの子 さんの「鮨」という短編がとても好きだ。志賀直哉 さんが書いた「小僧の神様」といい、お鮨には、美しい物語を生む要素が備わっているようだ。小学校へ上がったばかりの頃、「おどり」を注文して親と大将に驚かれ、回転寿司屋では2貫入り20皿をた…

紫陽花レール

〆切り目前に、作品をコンテストに応募することができた。心軽く、最近あった楽しいことが鮮やかに蘇る。知人の運転するバイクに乗せてもらう機会があり、ビュンビュン風に煽られ、真空状態の部屋に閉じ込められた魚人みたいに鼻水まみれで、曲がるときは上…