うみつづき、陸つづき -押海裕美ブログ-

思いついたことが、消えないように絵や文にしました。

2009-08-01から1ヶ月間の記事一覧

奇跡は毎朝起きる

アニメのアンパンマンをDVDでかりて見ました。 改めて見ると、結構バイキンマンがひどいことをするのです。アンパンマンと対決する場面においては、巨大マシンで踏み潰そうとしたり、崖からぶら下げて「落とすぞ」と脅したり。 あわやというところでアンパン…

ワンダフルワールド

この生きにくい世の中を もっとすいすい泳げるように 足ひれをつけてみた すこしでも高く飛べるように 翼を広げてみた けれどそれでは駄目だった 私は人間だから 頼りない二本の足で 上手に渡らねばならないのだ 突然ポエム。 四国の銘菓に「母笑夢(ポエム)…

もしもアリスがとんでもなく汗っかきだったら

「アリス、人が本を読んであげている時に寝るものじゃないわよ。」 「だってお姉さん、そのご本、挿絵がちっともないじゃないの。」 昼下がりの木陰でお姉さんの朗読をききながら、その難しい内容に流れる脂汗をふいていると、なんと目の前を、懐中時計をぶ…

寝ても醒めても

高校、大学と続けた剣道ですが最近まったくやっていないにもかかわらず、肘から手首にかけて青あざが絶えません。不注意のせいか、飲食のバイト中にあちこちぶつけたり、火傷したりするみたいです。 それ、どうしたん?と尋ねられられたので、きかんといて・…

スカシジャノメの国

スカシジャノメ属、というのに属する種類の、羽が殆ど透明な蝶々がいるそうな。 有名であるにも関わらずその生態は謎に包まれている、とか何とか。 透明な体のパーツを持つ、ってどんな気分なんでしょうね。 こんな不可思議な存在があるというだけで世の中な…

苦いビール

知人が、遠くへ行ってしまうことを今日きかされました。 友人と呼んでよいのかも危ういくらいの仲だったのですが、それだけに容易くつながりが切れてしまって、会えないことへの寂しさすらもすぐに忘れてしまいそうなことが、寂しいのです。 会うのが不可能…

あじさい

雨に降り込められる、という言葉が好きです。 ざぶざぶと街を濡らす雨音をきいていると、透明なつるつるの膜が家全体を覆っているような感覚と、後部座席に身を沈めてただ運転手が車を動かすのにゆだねていればいい時の気持ちに似た安心感と無気力感に捕らわ…