うみつづき、陸つづき -押海裕美ブログ-

思いついたことが、消えないように絵や文にしました。

2020-01-01から1年間の記事一覧

フィッシング

遭遇 テトラポットをめっちゃ怖がる友人が居た。姉はシダの葉の裏のブツブツや蓮の茎、ひいては水玉模様の服などに寒気がすると言っていた。説明のできない、そういうものが或る、というのは楽しい気もする。「ふらここや あなたのこわいことはなに」という…

かみなかざと

猫かぶり あれよあれよという間に師走に入ってしまった。今年は何だか色々なことがあった気がするし何ごともなかったような気がする。そろそろ個展をやろうかと思う。

ねこ座

早起きしたので近所の公園を散歩していると、少し先にドーム型の屋根が見えたので目指してみた。近づくと見失ってしまい辿り着けなかったので、後でインターネットで調べたら多目的ホールとして使われているとのことだった。以前はプラネタリウムだったらし…

海月

かねてより行きたいと思っていた東京ジャーミィに先日はじめて行きました。装飾を見つめているうち気が遠くなったり、荘厳さに背筋がひやっとなったりという、予期していた感覚は然程ありません。というのも、小さな子があどけない動きでお祈りしていたり、…

オムレツ

久々に街のお風呂屋さんへ行った。トイレと間違えて番台の扉を開けてしまうし、サウナ利用に百円かかると知らず常連さまからご指導を受けるし、と失敗ばかりであったが何度か行くうちに慣れた。でもシャンプー持って入るのを忘れ、脱衣所まで戻る気にもなら…

バーの入り口

最寄りの立ち飲み屋さんは、通りかかる度に人がいっぱいだ。周りにお店が少ない住宅地なので否応なしに集まるのか、値段が安いのか、お酒や料理が美味しいのか、わからない。ただ、外と一体化した開放的な造りは、夕焼けなど見えたり、小雨の日は簡易な屋根…

ラムネあるいはラムネの中のビー玉の漫画 2

(硝子ちゃん⁉︎) 「はろー、わたしは家にいる時の硝子ちゃん、です」「なんだそりゃ」 「なんでか出てきちゃったのでとりあえずくつろがせてね」 「なんかイメージが違う…。」 「俺のポテトチップポテトチップ…」 「鼻をほじるな」 「あっ花火」「出窓にのぼ…

ラムネあるいはラムネの中のビー玉の漫画 1

今日と明日は夜店が出る 地元の神社のお祭りで 小さいけどお神輿も出る それに 硝子ちゃんの浴衣姿を見られるのはうれしい ちょっとあれと似ている 昔観たアメリカ映画に出てきた高校生のダンスパーティー パートナーになった男女がドレスアップして参加する…

原稿用紙

緑の葉っぱは好きだし日焼けは嫌いだが、あまり水辺に縁がないので海や河に親しんでみたい。

水龍の騎手

ひさびさにメリーゴーラウンドに乗った。子どもたちには係の方がシートベルトをしてあげたり笑顔を向けたりしているのに、大きいじぶんは完全に放置されて居たたまれなかった。ジブリ美術館の猫バスやファミレスのお子様ランチなど年齢制限があって恨めしく…

造形

すいかを好きな理由は、見た目も大きく占めています。補色なのにどぎつくないコントラストや、じつはみずみずしいというギャップを思わせながらも、カサカサしていそうに見えるひび割れた部分。始まるのが遅かったので今年は夏が終わらないきがします。

甘い静かな夕方

夏にはべったりとして甘いものが似合う。コーラとか綿あめ、すいか、夕立、良い運動をした後の汗など。

暑い闇

彗星が通り過ぎる、と知ったので何となく北西だろうという方角をチラチラ見ていたがあいにく観測できなかった。もし流れているところを目にしたら恐ろしかったに違いないのでそれで良かった。

パエリヤ

ゴッホが絵の具を食べたって話を聞いたことがあります。図らずして水彩チューブや目薬をちょっぴり舐めてしまったことがありますが、甘味が感じられて美味でした。この際、墨汁やなんかも、食用と書く用と同じのにしちゃえば良いのに。高くついちゃうのかな。

イカのイタリア風

ショックなことがあった時に何故かきまって久々に連絡が来る知人 が居り、偶然なのだがすこし心強くなります。

スパムもすき

浴衣をひとつだけ持っていて、白地が欲しいという理由だけで選んでしまったのだが、柄も身丈も大き過ぎたのだ。実家に、まだあるかもしれない、花火の柄の紺地で子供用のやつの方が上手く着こなせる気がする。 塩辛いものを しおからいって覚悟しながら食べ…

鮨がすき

蕎麦がすすれないということに今更気がついた。戸籍上は都民になっても江戸っ子になはなれそうもない。

bar上中里 2

そこには冷房が無いのでみんな、かぶっている毛皮をぬいでしまいます。

バタヴィア

信じられないくらい汗が出る。夕暮れ、シャワーはぬるま湯で浴びれば良いと気が付いた。

かいもの

自動販売機を探して歩いてたらポトンポトンという音がした。雨が降ってきたか、しかし、雫はいっこうに顔に当たらない。水が地面を叩く音だけは確かに続いている。変な気分になってきょろきょろしていたら前方の葉っぱがざわざわ音を立てて手招きをしていて…

子持ち昆布

ニシンが昆布に卵を産み付けるらしい。数の子がニシンの卵だと今更知った梅雨真っ盛り。紫陽花がどんどん色を失っていくので寂しい。

うらなりなすび

高校の時分に使っていた 「常用国語便覧」を知人の方にお貸ししました。趣味でたまに開いておりましたが時を超えて役に立てるとは。ほとんど捨ててしまったけど、教科書って実は内容がすごく贅沢だ。 ○画像の参考は夏目漱石さんの「坊ちゃん」の中で浴槽に浮…

湿気で

風景絵の具と髪の毛がかわきにくい。

ぬるいビール

「お酒好きなんですか?」「好きだよー、家に帰ったらプシュって開けてグビーって飲む。」という会話の後に、女のひとが一人でビールを飲む姿はセクシーだと思いました。

ナマステティシャン

サングリアのごろごろフルーツがいっぱい余ったのでフルーツカレーを作ろうかと思う。フルーツカレーは本来甘酸っぱいが湿気のために体が辛いものを欲するのでタイ風めちゃくちゃ辛いのにしようと思う。給付金の申請や窓拭き、カーテン買うなどやらねばなら…

永遠

白サングリア 冷房を付けずに寝ていたら汗が出すぎて塩分で醗酵して美味しくなった、とかあったらいい

小さい絵ばかり描いてしまう

飲んでイスタンブール 絵を描く楽しみのひとつに、イメージを形にできたときの満足感というのがあって、早く形にしたくて最近、小さい絵ばかり描いてしまう。

mola blue

子どもの頃ダントツで好きなのはエイだった。三角形の体をゆうゆうと広げ、笑っているような顔がとても可愛らしい。つぶらな瞳だと思っていた二つの点が、実は鼻の穴であることを知り愛は一気にさめた。友人で、マンボウがどうしようなく恐いという子がいる…

空想水族館

水族館に行きたい。淡いピンクの外壁でできた建物はなだらかなドーム状をしていて小さい。人も来ないような海辺にポツンと立っていて、無人駅から橋をわたってすぐのところに位置している。中へ入ると老人がつまらなそうにチケットを切ってくれる。不似合い…

クラフトビア

Bar上中里 下妻物語や山田孝之の東京北区赤羽、みたいな、ある決まった土地を舞台にした物語を作りたいと思う。