板橋区立美術館にて、デザイナーの駒形克己さんが開催されたワークショップ、「あつめてひとつ」に参加しました。
二枚の紙を使いきってコラージュ作品をつくります。
使いきる、というのが鍵で、つくりたい形を切った後で残った紙、をどう使うかに頭が悩まされます。「残る紙」という概念を捨て、つくりたい形を切ることによって、新たな形を生む、というつもりで取り組まねばならない課題でした。
偉そうな事いいながら実際にはほぼ何も考えずにチョキチョキしはじめて迷走。よし、架空の女性誌のポスターという設定にしよう、と時間にも追い詰められながら思いついた結果、実際にある女性誌のタイトルまで盗用する始末。
とても面白かったけど、もっと計画的にやるか、せめてじぶんの得意分野のモチーフにして完成度を高めるべきであった…、とトボトボ銀杏並木の下を歩くと、黄金の体の周りを舞ったのが悲しくも美しかった。