東京都美術館で開催ちゅうの、フェルメールと17世紀オランダ絵画展を観ました。日時指定予約制のため、だいぶん落ち着いて廻れましたが、『窓辺で手紙を読む女』の前はさながら上野公園のパンダの檻を彷彿とさせる人だかりです。この機にひと目見よう、という熱意と、まのあたりにした後の興奮が静かに渦巻いて、誰も喋っていないのにザワザワしているようでした。この日冷たい雨が降りしきり、マスク効果と相まって野外では視界が真っ白。美術展のグッズは欲しくなるし、立ち寄ったデパートのバレンタイン催事会場でチョコもいろいろ買ってしまうし、でしたが、素敵な経験となりました。
