2022-07-15 かまいたちの夜 カットすいか工場 親方が大きな鎌を振り上げて半分にしたすいかを、工員は順々に食べてちいさくしてゆく。彼らがものうげなのは、決して嫌だからではなくむしろその逆で、大好きなすいかを各々さだめられた分量しか食べられないのが名残惜しいのだ。