2020-02-10 つい書き写す そんなに手塩にかけていないヒヤシンスがみごとに開花した。水の中で根を伸ばすのも早かったが、発芽してからはぐんぐん育ち、さっきと今と状態がちがう、と、見えるほどだ。鈴なりに順番で咲いてゆく花々は青春期の少女が美しさをきそっているようで、支える球根は持て余してちょっと白くなっている。鼻を物凄く近づけると甘くはない清冽な香りがした。