アルデンテ
○月×日、迷惑駐車の自転車ががしゃんがしゃん倒されるくらい、風がびゅうびゅう吹いていて寒い日、
信号が青に変わるとともに、ひときわ強い風がふきつけました。
隣で歩き出した背広の男性が、
「さむっ!」
と、結構大きな声を発しました。風がはこんできた、というよりも、心の一部をさらって吹き抜けていった風でした。
カフェでランチを頼んだ際、「アボカドとサーモンタルタルのタルティーヌ」が目の前に運ばれてきた
友達が、
「わー!好きな物しか乗ってない!」と、目をかがやかせるのです。
なんか面白い言い方だなー、と思いながら、
「そんな状況、お子様ランチ以来の贅沢ですね!」
と、笑って言いながら、
ああ、だからお子様ランチは、幼少の頃を過ぎると頼んじゃいけないんだ、
と納得しました。
きょうの日記おわり