新幹線の中で飲むビールというのは、なぜあんなに美味しいのでしょう。
友人の結婚式で帰省をした帰り。名古屋からやってきていた義兄とたまたま帰りが
同じ時間帯になり、旅は道連れ、と、途中まで一緒にかえることに。
日曜の夜でしたが、けっこうな混み具合。参列席の真ん中も見渡す限り
埋まっていて、ほぼ満席というところ。
おしゃべりをしながらも、
はやく車内販売こないかしら、と、車両間のドアが開く度にそちらへ気をとられ
てしまう。
発車してから結構な時間が経つ。しかし、売り子さんの来る気配はおろか、
車掌さんすら現れません。
切符の拝見来ないのかなあ、
とか何気なく言ったその裏には、ビール売りにこないのかなあ、という
疑問がこめられております。
すると、ようやくワゴンを引いたお姉ちゃんがやってきました。
待ってました！と、いつにない反射神経で缶ビールとお茶を買います。
義兄は買わなかったので、わたし一人でプシュっとやっちゃいます。
ふと、前からやってきた乗客を見ると、歌舞伎役者の海老蔵にそっくりでは
ありませんか。マスクをしているので目元しか見えませんが、
なんせ東京行きの新幹線。本人では無いとは言いきれません。
名古屋で義兄とさよならをして、
東京に入り、あれよあれよとお家に到着。PCを開くと、
今をときめくメイクアップアーティストのざわちんが、なんと海老蔵風のメイク
に挑戦した、との話題がとりあげられておったので、
もしやあれはざわちんだったのでは、マスクもしていたし…と、
いろいろ考えました。そんなこんなの弾丸帰省です。
