うみつづき、陸つづき -押海裕美ブログ-

思いついたことが、消えないように絵や文にしました。

            

野菜ならいくら食べても良いや、なんて、小松菜1把、大根半分や、西瓜(フルーツかも)半玉などペロっと食べてしまいます。いざとなると常備している卵パックも、思い起って玉子焼きやサラダなんぞ作るとあっという間。よって昨日は、家に、最近買ったナンプラーを初めとする調味料の他、冷凍の白おにぎりしかありませんでした。お買い物行くの面倒だなあ、と、空腹でひとつチンして食べたら、どうでしょう。美味しくてパクパク進んだものだから、きょうはこれでいいや、と、満足してしまっていたのでした。ふと、『雨ニモマケズ(宮沢賢治 著)』の、一日に玄米四号と、味噌と少しの野菜を食べ、の、くだりを思い出す。そうしてこの文章を書きながら、ドラマ『裸の大将』で描かれた画家の山下清さんが、おにぎりをしきりに欲しがっていた場面が浮かぶ。お米って、創作をする上でとても重要なものなのかも。美味しいし。脚気という病に対する危惧や、日本酒もお米だな、とか、芸術どころか煩悩にとらわれてしまう海坊主でした。