うみつづき、陸つづき -押海裕美ブログ-

思いついたことが、消えないように絵や文にしました。

第十六夜

         

見た夢を書き留めたりひとに話してはいけない、と、聞いたことがあるが書きます。

 

近くの海へ行こうと思っていたら、その海から来たひとが、何かの金属を持って我が家を訪ねた。お茶を飲みながら、受け取った金属を手の中でもてあそぶうち、海へ行く気持ちが突然失せた。海へ行こうと誘うそのひとに、何かの金属を返して、家でぼーっとしている夢。それが誰なのかも金属の正体もわからず、けれどもなんだか良い気分で目覚めた。

※えび女‥上半身がえびで下半身が人間の女性。海老女、と記すと地名っぽくなる。