もし世界が明日おわるとしたら、最後の晩餐でなにをたべようか。
世界があと一日で終わるなんて聞いて、食欲がわくかい!
なんて野暮な話はぬきにして、そんな会話をしたことがあります。
すいか。
むしろ火山の爆発とか隕石の落下とかにまきこまれる前にすいか食べすぎて死にたい。
と答えました。
この映画では、地球に氷河期がやってきます。
明日来る、といわれたら大慌てか大諦めだけれど、
その次の日だから、あと一日猶予がある。
たとえ確実に来るのではあっても、それは明日ではない。あさって。
なんとなくそのようなニュアンスは感じ取っていたけれど、
今になって再び、
すごく的を得たタイトルの付け方だなあ、と感心してしまいました。
キャッチコピーの
「Whear will you be?」あなたはその時どこにいますか?
に対しても。
避けられぬ事態であるかぎり、
発生時に、どんな状況で誰といるかが、
生命の左右のみならず、とても重要な選択となるのでしょう。
通っていた学校で、特別上映があって観に行ったのですが、
冷房のききすぎで館内がとても寒く、
雰囲気があじわえました。効果をねらったのかしら。
●「day after tomorrow](2004年、米)
●監督 ローランド・エメリッヒ