レビュうり
ジャケ買い、ならぬ、タイトル買い、というのをたまにやります。 本屋で何度も背表紙を見かけて、題名の響きが綺麗に思えて、あらすじを確認。 内容には惹かれないのでそのままにしておくが、何度も目にする度にどうにも気になって 買ってしまう、というもの…
辺見庸さんの『ハノイ挽歌』という滞在記の一説がモチーフ。 同じ作家さんの短編集『ゆで卵』も愛読書です。 装画と挿絵を、西方久さんという方が手がけています。 文章も絵もあまりに好きで、 思わず西方氏のホームページに実名フルネームで書き込みをして…
新幹線とか高速バスに乗る際、 最大ちゃうかってぐらい、あらかじめリクライニングされている率が 多いのです。前の席の乗客のひとに。 コワモテじゃないから舐められてるのかしら… 他の席のひとはそんなことされてないのに…。 次から なまはげ の面でもかぶ…
ポップコーンといえば映画館ですが、 ポップコーンマシンは、私の記憶の中では、近くのスーパー「ハヤシ」の前にありました。 幼い頃の記憶なのでさだかではないが、短い階段があって、上った先に、立っていたのです。 青いオーバーオールと赤い帽子、山吹色…
しのびよる破局。強烈な題名の本です。 きょう、買い物帰りに歩道橋を降りると、おじさんが倒れていました。 身なりは綺麗ではなく、全体に灰色っぽい。路上に投げ出された手元には月桂冠のワンカップ空き瓶が2つくらい並んであるので、酔っぱらって寝てい…
かねこみつはる、という著者のお名前は何度も耳にしたことがあったものの、 作品をよんだのは初めて。 中山可穂さんの「熱帯感傷紀行(アジア•センチメンタル•ロード)」の中で、 失恋した著者がアジア旅行にただひとつ持っていったというエッセイだそうです…
みなさんこんにちは。最近、聞き流すだけで英語が話せるようになる、なんてうまい話もいいところな教材がちまたに出回っていますが、海坊主は信じませんね。 同様に、京都の街が碁盤の目状につくられているから迷わない、なんてのも嘘だと思っています。でな…
「もしぼく」 なんて略さずに、 ちゃんと最後まで口にしたいタイトルです。 むしろ、このロマンチックで酒好きにはたまらんフレーズを口にしたいがために、 「きのう、『もし、ぼくらの言葉がウイスキーであったなら』っていう本を読んだらね…」 っていう振…
いろいろなテーマが盛り込まれている中で、やはり光と闇、という言葉が印象に残りました。 対極にあるのではなく、ひとつのものが内包している、といった点で「生と死」にも置きかえられる気はします。 パート2か3だったか忘れましたが、作品ないの「闇の…
もし世界が明日おわるとしたら、最後の晩餐でなにをたべようか。 世界があと一日で終わるなんて聞いて、食欲がわくかい! なんて野暮な話はぬきにして、そんな会話をしたことがあります。 すいか。 むしろ火山の爆発とか隕石の落下とかにまきこまれる前にす…
どこに惹かれるのかというと、窮地にたたされた時でも余裕をかましているところです。 ふとした時に見せる真剣な表情も良いですが、 ものすごい高いところから落ちている時にすらとぼけた顔をしているルパンはもっと良い。 主人公なんだから死ぬわけがない…
最近、物語全体よりも好きなシーンのひとつひとつが印象に残るようになりました、映画鑑賞です。 誰でもそうなのかしら。 主人公と、主人公の友達、その彼女、ひとりの実力者、 というメンバーでレストランに行った際、実力者(以前ネット上での新しい技術を…
面白い、とのうわさをきいて間もなく古本屋で見つけ、早速買いました。 一冊百円。輪ゴムで全六巻が束ねられていたので早速全て購入。 おとな買い、とのひびきに酔いしれながら持ちかえり、どれどれ、と開いたが最後、 頁をめくる手は、それこそ特急のよう…
あー、起きたくない。寒い。 でももう起きんとやばい。時間割合わせてないからそろそろ起きんとあかん。 いやでもあと3分だけ寝たい。よし寝よ。 うわ、お母さん下から呼んでる。まだ寝てるってばれたら絶対起こしに来るから起きてるふりしよ。 もうすっき…
調査のために、ヒロインが猟奇殺人犯の脳内に入り混むというお話。 人の夢の中とか脳の中の映像化されたものって、恐いです。 脈絡がない場面やものが突然出てくるので、恐怖心というよりかは不安感が煽られます。 子どもの頃、夜中とかに急になったような…
共通の感想はどこかというと、 おいしそう、なところ。 ジョー・ブラックではブラピ扮する死神が、人間の世界で初めて食べるピーナッツバターをとっても気に入ります。スーパーで売っている、カップ売りの甘いやつは、トーストに塗ったことがありますが、 …
最近映画をよく見ています。 見ない時期は全く見ないのですが、やたら眠い一週間、とか、なぜか人によく道をきかれる一日、とかがあるように、映画をたくさん見る時期、にさしかかっているようすです。 あれめっちゃおもしろいねんで!!! ほんっまにおもん…
OH BABY 通り雨があがるまでカプチーノでも頼んで待とうか この醜くも美しい世界で 海坊主の大好きなミュジシャンの曲に、そんな歌詞があります。 ランチしたら席を立とうと思ってたけど、突然の雨。 だから仕方がない、やむまで何か飲んでここに居よう、カ…
きのう(12日の金曜)やっていた「ルパン三世~the last job~」を見逃してしまった・・・悲しすぎる。 たまにはテレビの番組表もチェックしないといけないなあ。 ルパンって、あんなにかっこよくて射撃も盗みもうまくって、身長も高いらしいのです。 写真の画…
伊勢に行った時の事。 のんびり遊覧船で楽しんでいると、たくさんのカモメが船のすぐ近くを飛び交っておりました。 なんだなんだ、とデッキに出ると、なるほど乗客が餌づけをしています。 餌といっても、売店で売っている黄色い、スコーンという名のスナック…
そう、あれはまだ幼い時分。 暗闇に住む異形の者を信じ、家のあらゆる処、たとへば押入れの中や箪笥の隙間などに、どこか怪しい世界への入り口をいとも容易く見つけてしまひそうになる危うい時期のことでござひました。 その小さな足が踏み出す先に世にも恐…