いろいろなテーマが盛り込まれている中で、やはり光と闇、という言葉が印象に残りました。
対極にあるのではなく、ひとつのものが内包している、といった点で「生と死」にも置きかえられる気はします。
パート2か3だったか忘れましたが、作品ないの「闇の世界にヒーローは存在しない。」
というセリフに疑問を抱いたこともありました。
「闇」サイドの人間にとってそれが正しいものであるとするなら、
その頂点に立つ者はヒーローではないのだろうか・・・
しかし、シリーズ完結編の本作を見て、なんとなく解消された気がします。
タイトルに「ネタばれ」とつけてないのであまり詳しい描き方はできませんが。
現実でも、作中においても、大人になってゆくキャストたちを見て、さびしい気持ちが強いのは、自分がまだまだ子どもなせいでしょうか。
海坊主は白いドラゴンが幸せになるよう祈ります。