あー、起きたくない。寒い。
でももう起きんとやばい。時間割合わせてないからそろそろ起きんとあかん。
いやでもあと3分だけ寝たい。よし寝よ。
うわ、お母さん下から呼んでる。まだ寝てるってばれたら絶対起こしに来るから起きてるふりしよ。
もうすっきり起きて用意してる途中です、眠くなんてありません、
ていういかにもはっきりした声で起きてるよー!
て返事したらもうちょい寝れる!!!!
ていう朝、ありませんでしたか?
というのがあり、これに近いような朝の情景がそれはありありと描かれているのです。
何気ない日々の営みを短く写しとった中でこんなにも心に響く文章が書けるものか・・・
と、むかしの人の偉大さに脱帽の思いなのでした。