チムチムチェリー
そうして到着。
本当は、イスタンブール→サフランボル→カッパドキア
か、カッパドキア→サフランボル→イスタンブール
の方が明らかにスムーズなのですが、
ちょっと効率の悪いやり方をしてしまいました。まあいっか。
サフランボルは、日本人が珍しいせいで、人々が親しみをこめて話しかけてくれたり、
優しくしてくれたりします。
スカーフ着用の女性も多く、おばあさんが、煙草を吸う姿や、
カフェのテラス席でぽかぽか光を浴びながら、おしゃべりするおじさんの姿が印象的。
のどかで、それでいて洒落てますし、猫がまた多いんですよ、これが。
もうにゃんにゃんです。
それで何がすごいかって、
伝統的な建物の美しもももちろんのこと、
剣道人口です。
日本語の上手な女将さんのいるホステルを利用したのですが、
日本人や韓国人利用者が多いらしく、
宿は 韓国人の男の子が一人•日本人大学生の男の子が三人•韓国人の女の子が一人
という客入り。
日本人男子三人と、ちらっとだけ会話をかわした所、
一人が剣道経験者というではありませんか。
海坊主も、高校で剣道を始め、現在もOB会で一年に一度だけ稽古します。
さらに驚いたことに、
韓国人の男の子も、10歳から剣道されていたんですって。
韓国でもポピュラーなのですが、コンドー、と発音するみたい。
これって単純計算すると、
宿泊客が六人居るうちの、三人が剣道経験者→全世界の二分の一が剣道している❗
うわ~お、ワンダフル。
大学時代に昇段審査を受ける際、
紺の道義で埋まる審査会場を二階から見下ろしながら、後輩がつぶやきました。
「今ここに爆弾仕掛けられたりしてたら、剣道人口めちゃくちゃ減りますね。」
ねー、かなりの打撃やで
と私。
けれども、大丈夫そうだわ、後輩。
剣道している人って思ったより大分多いみたい。