うみつづき、陸つづき -押海裕美ブログ-

思いついたことが、消えないように絵や文にしました。

路地裏

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 カッパドキアから、早朝イスタンブールに到着。
 
 その足でサフランボルに向かおうとするが、
 昼前のバスしかとれず
 時間が余ったのでイスタンブールに戻ることに。
 アヤソフィアっていう名所もまだ見てないから、この時間を利用しよう。
 
 って気づいたら、
 車しか通ってない道沿いで、迷ってしまっていました。
 でかいガラガラを引いたまま。しかも、坂を結構上がったり下がったりしたので
 またもや汗みどろ。
 
 でも、タクシーは使わないと決めたんです。だって女の子だもん
 
 あたっく~♪
 と自分を励ましつつ、やっとブルーモスク界隈へ。
 そしたらちょうど良い時間。
 
 またオトガル(バス停)にぎゃく戻り。
 時間つぶすのが目的だったんだもんね、結局何にもしてないけど、
 別にいいもんね。


 サフランボル行きのバスでまたもや、隣の席の女の子からパンをもらう。
 
 またもや彼女はトルコ語しか話さない。
 英語はほんの少し。私もほんの少ししか喋れない部類ですが、彼女はもっと少しだけ。
 
 
 それでもなんとかかんとかお話します。彼女はイスタンブールに住んでいましたが、
 おばあちゃんの家がサフランボル近くにあるみたい。
 それで、三ヶ月だけそちらの大学で勉強するみたい。キャンパスが何個もあるのかしら?
 このへんはよくわかりません。
 
 前に、自分のスクールフレンドが乗っている、
 と言うので、
 サービスエリアで合流。そのうちの一人が男の子で、ハンサムです。
 ひげを生やしています。

 トルコはやっぱりひげの人が多い。
 
 そして、甘い顔のハンサムが多い。
 
 
 ブルーモスク周辺で、
 さまざまな悪い目的で声かけてくるおっちゃんや兄ちゃんは(なぜか)冴えない人
 ばっかりなので容易に完全無視できます。
 が、甘い顔のハンサムだったらこうはいかないでしょう。
 
 ふらふら着いて行ってしまい、甘いAppleティーとマスクに酔いしれているうちに
 (砂糖が大量に入ったチャイを飲むと、本当にめまいが起きます。)
 高額な絨毯の一枚でも買ってしまうかもしれません。

 それで、帰国後も、
 「あんただまされたのよ!」
 という友人の怒りに対して「彼は私のためを思って絨毯を売ってくれたのよ!
 きっとそのうち日本に、わたしを迎えにきてくれるわ!?」
 
 とかって逆ギレしてるかもしれません。