うみつづき、陸つづき -押海裕美ブログ-

思いついたことが、消えないように絵や文にしました。

おさかな くわえたどら猫 おっかけて

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 その後、黒海地方の アマスラ という所へ行きました。
 
 韓国人の女の子も一緒。ひょんなことから一人旅→二人旅に。
 
 地球の歩き方に、アマスヤ、というのは載っていますが、
 アマスラ 情報は、なし。
 
 夏はリゾート地として栄えるみたいですが
 冬はそうでもなく、ことに、日本人は珍しいみたい。

 行き方も帰り方も不完全にしかわかっていなかったのですが、
 
 アマスラ行きたいねん!という意思表示だけしておけば、
 
 優しい運転手さんが次の移動手段場所へと連れて行ってくれるのです。嬉し驚き日帰り旅行。

 長距離バスとドルムシュを乗り継いで…
 としか説明できませんが、その間にどれだけの人の、さしのべてくれた
 手があったことでしょう。
 
 午前中は「アマスラ」という単語しか発してない勢いでした。


 トルコでは魚はあまり食されていないようですが、
 ここらでは新鮮なお魚が手頃価格で食べられます。
 
 魚屋さんで売っている生魚を買い、
 持って行って、レストランで料理してもらう仕組み。
 ビールが飲みたくてたまりませんが、勝手がわかりません。
 
 魚を買ってとりあえず、漁師さんみたいな人の言われるままに座って待っていると、
 
 どっかの綺麗なダイニングに連れていってもらえて、やっと魚にありつけました。
 買い過ぎたようで、こんなに一度にたくさんの魚を食べた事がないくらいでした。
 ビールととても合う。 
 
 
 肝心の黒海は、
 最初、濃い霧のせいで、どれが海かわからんほどでしたが、
 やがて晴れました。
 
 黒海は黒かった、
 と名言を残したいわけではなく、本当に黒っぽい気がします。
 深緑に黒を少し溶いたような色。
 それでいてミルキー。霧の中で見たイメージがつきまとっているせいか、
 背景が乳白色に見えるんです。


 
 可愛いハンチングかぶったおじさんはベンチでその風情ある姿を休ませているし、
 
 猫はおさかな狙っているし、
 
 人間チェスできるくらいのでかさの盤と駒が、公園内にあって自由に動かせるし、
 たいそう魅力的。
 
 美味しい魚とビールを飲んで、散歩してスケッチする、
 ていう目的だけで一週間くらい滞在してみたい場所でした。
 

 

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