その子はたち櫛にながるる黒髪のおごりの春のうつくしきかな
山之口アートフェア、無事終了いたしました。与謝野晶子さんのふる里である堺。
文学館やゆかりの地もたくさんあるそうな。
「晶子さんの家だった所(和菓子屋さんだったらしい)もすぐ近くなんだけど、この辺はむかし海だったから、ゆうがたになると潮の香りがするんだよ~。」
なんて、風流なことを教えてくださったおじさまもいました。
しかし、何が重いって、備品を用意する際に、自分でRPG形式にひとつひとつ入手して運ばねばならぬので、
コンパネが重たかったです。
質量はさほどですが、高さがあったため、手だけでは支えづらく、
頭と肩に重さを分散させながら抱えました。だいぶ上半身傾けたので、うしろから見ると「人」という字にみえたことでしょう。
マイブースの客入りはいまひとつでしたが、「ギャラリーいろはに」のオーナーさんや作家さん、
いらっしゃっていたライターの方々とお話できたり、
手作り猫ブックマークを買ってもらえたり、収穫がたくさんあって良かったです。
きょうの朝向かうときなんて、
街路樹におそらくクリスマス用電球がとりつけられている現場や、消防士さんたちの朝の体操の様子(いち、に、さん、しー、のかけ声がとてもしっかりしておられた)
など、普段見る事のできないものにも出会えたのです。
今回のイベント用に句集「みだれ髪」も編んだのでした。
作品紹介用サイト→海の中で傘 www.umitsuduki.com
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