あ、話がポーランドに飛ぶ、とか言って全然、まだ飛んでないですね。
フランクフルトの空港経由で、カトヴィッツの空港に行くというフライトスケジュール。
ただ、乗り継ぎの関係で、空港で一泊せねばなりません。
ドイツに足を踏み入れるのは初めてですし、
ヨーロッパの人は、サービス業でもあまり笑顔を見せてくれない、
と勝手にイメージしていました。
トランジット、の和訳だってよくわからない海坊主は、
とりあえずインフォメーションで、自分のチケットを見せて「他に手続きをする必要はないか。」
と聞くことにします。
あ、その前に
手荷物検査の際にパスポートをかごの中に忘れてしまい、(2回も)
一度目は、後ろに居たご婦人に、
二度目は、係の男性に
拾ってもらう、という失態を犯していました。自分も驚きましたが、
拾ってくれた方は、もっと呆れていたと思います。
インフォメーションカウンターの列に並んでいると、
前の、年輩のご婦人が、すぐ近くにある椅子を持って来て、座られました。
立っているのに疲れたのでしょう。
後ろのご夫婦も、お年を召しておられたのですが、
旦那さんの方が、なんと、私にも椅子をすすめてくれるではないですか。
別に立っていてもよかったんだけれど、
嬉しくて、思わず、サンキュー❗と、即答。若いくせに座ってしまいました。
さらに、カウンターの人も笑顔で対応してくれたり、
空港内で働くほかの方々も、質問に、にっこり応じてくれます。
ドイツの人って優しいんだわ
と感動していると、重ねて嬉しい事が。
ベンチに座って絵を描いたりガイドブック読んだりして、空港内で徹夜していると、
チョコレートとサンドイッチのサービスがあったのです。
夜明かししている人たち全員に配られているもよう。
以前、パリの空港でも一泊しましたが、こんなことはなかった。
ルフトハンザ航空会社って何てサービスが素敵なのかしら!
よろれいひー、
しかし後でこの話を友人にしたところ、
普通はそんなことは無いようです。飛行機が飛ばなかったとか、遅れた、とか
そういう事情で、空港で夜明かしせざるをえなくなった人たちがたくさん出たために、
特別なサービスがあったのだろう、
という予想でした。
どさくさにまぎれてチョコもらった私は少しラッキーだったもようでした。