うみつづき、陸つづき -押海裕美ブログ-

思いついたことが、消えないように絵や文にしました。

きょうは何のパスタかな

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 旅行記の最中でブログの更新をほっぽらかしたので、
 まだ帰ってきていない人みたいでしたが、無事に帰国できました。一ヶ月半ぐらい海外にいました。

 もうこんな贅沢できっこない、と思ってハングリーに見て回らなくてはならないのに

 親譲りの無鉄砲…
 ではなく、生まれつきの出不精がわざわいし、
 フルに活用できなかった部分も。
 
 まあ良いか、また行ける時が来るさ。と思ってしまうのが能天気ですね。
 今回は重い荷物を持って、埃まみれの旅だったので、次回欧米へゆくときは、
 ワンピースにクラッチバッグなんかで行きたいものです。



 写真は、旅先で思いついた「パスタさん」という女の人です。
 
 パスタさんは、メドゥーサさん、という女とシェアハウスをしています。
 メドゥーサさんは凄い美人ですが、目の合った人を石にしてしまうため、
 孤独になりがち。

 ひどい近眼の持ち主であるパスタさんは、眼鏡をかけねば相手の目に焦点を合わす事もできぬため、
 無事に同居が成りたつのです。彼女は料理と読書の時以外は、家の中で裸眼です。

 そばかすとくせ毛を気にしていて、内気ですが、パスタ作りの腕は一級品。

 何かと気の強くて文句の多いメドゥーサも
 その味には惚れ込んでおり、食べている間表情を和らげるとか。

 
 さて
 なんだかんだで仲良くやっていた二人が、同じ男性を好きになってしまったからさあ大変。
 バランスは一気に崩れます。
 お相手ははイタリア生まれのイタリア在住。しかも、なんとロボットだったのです。

 1日に少なくとも8回のエスプレッソと3度のワイン注入をせねば
 止まってしまうが、彼は自分で注入ができる。さながら電池が残り少なくなると、
 自ら充電器へ向かうおそうじロボットのごとく。
 
 ほのぼのグルメ劇が一転、愛憎の絡まり合ったラブ・サスペンスに。
 ひいてはイタリアン•ロボを狙う悪のコンピュータ組織までもが登場し、ハードボイルドの要素まで
 帯びて来た物語はどうなることやら。べんべん。
 つづきはまた、次の寄席で。



 とか、こんな感じの妄想の切れ端のようなものばかり集める、という作業を、
 よく乗り物の中でやってしまいます。

 最近、空を見上げると満月である確率が高いんですが、そんなことありませんか。