そろそろポーランドを発つ日も近い。
ウイーンへ行った後もボローニャ用の絵を用意するために観光する時間がなくて
ウインナーシュニッツェルだけ食べて終わるかも
とか、
ウイーン→ボローニャ間の鉄道が思ってたより接続良くない
とか、いろいろ心配がありますが、安いビールで飲み下します。
最近、Zt(こちらの通貨)が底をついてきたので、
値段だけで選ぶようになってしまっている…いかんいかんいかん
さて、きのうは予定どおりアウシュビッツ収容所へ行ってまいりました。アウシュビッツというの
はドイツ語の言い方で、「オシフィエンチム博物館」と、
現地のパンフレットには書いてありました。
クラコフからどのバスに乗ったら良いか、とかは、その辺の人に聞いても多分わかるし、
駅にあるインフォメーションセンターでも教えてもらえました。
朝を食べていなかったので、トルコでもお世話になった、輪っかパンを買って電車に乗り込むと、
運転手さんに「ノーシート」と言われます。立ち乗りでもよいか、と言うので
立っていたら、なかなか着きません。しかも、立っているの、私だけです。途中から、地元の女性
とかも乗り込んで、去っていきましたが、おそらくこんな長時間立っているの私だけ。
パンも食べられないし、できるだけ、かさだかくならないようバランスを保つのに
全身の筋肉を使う。
ようやく着いて輪っかパンを食べると、
上にかかっている、ザラメだと思っていたものが、粗塩だと気づいて衝撃をうける。
しおっからい。
ハムを挟んだサンドイッチなみに、塩分だけはとれている気がします。
最後の方、寄って来た鳥にあげようかと思いつつも、
こんなしょっからいものは、鳥に体にはいかんだろう、
と食べ終えて、ようやく博物館の中へ。
(づづく)