うみつづき、陸つづき -押海裕美ブログ-

思いついたことが、消えないように絵や文にしました。

おにぎりが、

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 今はまだ旅行中。ザルツブルグという、オーストリアの一角にいます。


 夜にウイーン着で、駅のマックカフェでPC使ってたら、
 アル中っぽい中年女性に、ビールぶっかけられたり
 とか、
 ドミトリーの下段のベッドの男の子が寝ゲ◯しちゃってたりとか、
 
 びっくりでした。

 それらが理由だったわけではなく、
 都会で道に迷うのに疲れ、山岳地方へ来たのでした。
 ワインが安くて美味しいです。
 


 ポーランドから列車に乗ってきたのですが、
 友達に紹介してもらった日本人女性たち
 (ポーランドでお借りしていた、友人のマンションの、隣の棟に住まれていて、
 今回親しくさせて頂いた)
 が、お弁当つくってくれたのです。

 
 ごはんをごちそうになる度、
 自分も何か美味しいもの作ってあげたいなあ~と思いつつ、
 不可能なので、絵を差し上げました。


 ご飯をふるまって頂くかわりに絵を差し上げる、

 という、 
 「裸の大将』(実在の画家、山下清をモデルにしたドラマ)

 の構図が成立していることに感動を覚えた。



 やなせたかしさんが、「詩とファンタジー」(かまくら春秋社から発行)
 の編集記で、

 詩人のハイネが、飢えていた時に、 
 手にした少しのお金で、パンではなく詩集を買った
 
 ことについて言及していた。


 おなかは満たされないけれど、
 
 詩を読んだり絵を描いたり見たり、
 
 音楽を聴いたり詩を読んだり

 
 することで、ひとまずの満足を得られるなら
 それは憧れる生き方です。