うみつづき、陸つづき -押海裕美ブログ-

思いついたことが、消えないように絵や文にしました。

さよならバス

イメージ 1

 話はかわって、海坊主はいまトルコにいます。
 
 携帯電話、日本に置いて来ました、って言ったら「え!?なんでなん?」って、トルコの
 ひとに驚かれました。みんなスマホを使っています。
 でもさあ、ひとむかし前は普通だったじゃないか。
 日常からの逸脱を望んで異国に行くんだろ?

 ともあれ、何から話せば良いのかわからないし、三日間のことをすべて話すと、
 夜になっちゃうので出発らへんについてです。

 
 えーい、先に飛行機だけとってしまえ!とネット予約したは良いものの、
 思い切りすぎたために、関空ではなく伊丹からのを取るという失態。
 ↓
 出発一週間前くらいに、本当に偶然がかさなり、友人のY子さんによって指摘を受け気づく。
 ※おそらくこの出来事がなければ、当日KIXで途方に暮れていたでしょう。
 ↓
 出発当日。伊丹行きのバスの乗り方がわからず、文字どおり汗だくになる。 
 回数券を買わねばならない仕組みです。
 補助席の出し方すらわからず、
 隣のおじさんに呆れた顔で教えられる。(思い返せば、普段利用しないわたしは、国内で
 バスを使うことが5回めくらいだったのでした。)


 (と、ここまで書いたところで窓の外からはエザンが。エザンというのはお祈りの時間に
 流される呼びかけのことで、これを聞くの大好きです。)
 
 ↓
 さて、なんとかバスに乗り、成田行きの国内線の搭乗手続きしようとしたらさあ、
 なんか戸惑ってるんだよ、グランドホステスの人が。
 え?なんで、もしかしてチケットとれてなかった?
 ってあせる海坊主の前につきつけられた事実。名前がちがってるんですよ、搭乗券
 とパスポートの。
 おかしいよね。ちゃんと確認で届いたメールでは OSHIUMIになってるのに
 トルコ航空の発見したチケットでは H が抜けてるんです。
 
 反射的にすみませんって言ってしまいましたが、ちゃんと入力したはずなんです。
 言いきれないのが悲しいところ。


 海坊主の運命やいかに。旅は始まる前に終わってしまうのであろうか…
 
 あ、でも最初に書いちゃっているとおり、辿り着いたのですよ、無事。
 はーよかった。みなさんのおかげです。



 つづく