最近手に入れたデッサン人形が、
「って、いやいや!!!」
のポーズをしていたのでつい嬉しくなって撮影してしまいました。
いったいぜんたい誰になにを突っ込んでいたのか。
「ハウスでおこる不可解なこと」つながりで、こんなことを思い出します。
それは、幼少の頃微妙にはやっていた「エンジェルさま」。(二枚目画像参照)
やさしげな容貌から想像されるように、彼女はピンチのときに助けてくれるのです。
なにか困ったことがあった時、たとえば授業中にトイレにいきたくなってしまったときなど、
プリントの裏とかにその姿を走り書きして、
「エンジェルさま!おねがい」
と(三回?)唱えると、不思議にその場をきりぬけられるという、一種の女神さまのような存在として、
わたしたち姉妹は崇拝していました。さだかではありませんが、長女が多用していたように思えます。
とはいっても、日々祈りをささげたりお供えをしたり、などの行動は皆無で、
何度か危機的状況からすくわれてきたことにもかかわらず、
普段は放置。
都合のよいときだけお願いされて尚にこにこしている彼女は、足元がヒールでセクシーなのがポイント。
最近ふと思い出すたび、あれは一体なんだったのかしら。
と首をかしげていたのですが、
先日ほろよいで終電でぎりぎり帰っていたところ、つい目を閉じてうつらうつらしておりましたところ
見知らぬおばさんが、ちょっとちょっと、と起こしてくれて、そこがまさしく最寄駅だったのですよ。
おばさんも降りるところで、礼をいうとなんとも優しい笑みを浮かべて去ってゆきました。
私の降りる駅をまるで知っていたかのようではないか。
思わず幻想的な気分につつまれながら、
なんだかこういうことなのかもしれないわ。
と、なにがどういうことなのかもさっぱり形にならぬままになぜかエンジェル様のことが浮かんだのでした。